■ 「システム メモ帳」 グリーンウイッチ C.OVER 1,260円
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□昨年末、上海に出張したときに、
出張取材ノートとして、
ファイロファックスのシステム手帳を持って出かけた。
この一冊だけで
ホテルの情報から取材の記録まですべてを通しきった。
取材ノートとしては、
以前ご紹介した MOLESKINE のソフトカバーにプレスマンという組み合わせがあったのだが、
今回は取材に加えて、出張というのが加わったので
あえてシステム手帳にしてみた。
というのも、上海出張は今回で2回目。
1回目の時にシステム手帳に書きとめておいた情報を
今回も有効に使えるという理由からだ。
例えば、よく使う中国語会話集や
ガイドブックからコピーした地下鉄やショップ情報といったものだ。
こうしたものを引き続き使うには
やはりページの差し替えが自由にできる
バインダー式のシステム手帳がとっても好都合。
来年また行くときには、これらの中から
必要な情報だけを取り出してファイリングすればいい。
私にとってシステム手帳は
スケジュール管理というよりも、
こうしたある特定のデータベース管理の活用にとても役立っている。
そんな差し替えができるありがたみをしみじみ感じていたところ
面白いメモパッドと巡り会った。
これは、
システム手帳のように中の差し替えが自由にできるという
メモパッドなのである。
□イタリア生まれのグリーンウイッチ社のC.OVERというものだ。
思わず「カバー」と読んでしまいそうなところだが、
正式には「シー・オーバー」と呼ぶ。
イタリアらしい鮮やかなカバー。
そのカバーの中には3冊のメモパッドが綴じられている。
差し替えが自由自在と言っても、
システム手帳のように1ページずつと言うわけにはいかず、
メモパッドごというスタイルになる。
□サイズとしては
ロディアでいうところの下から2番目の12番相当。
厳密に言うと、
C.OVERの方が、わずかに頭ひとつ長い。
その差1cmといったところ。
これは、ロディアにはない差し替え可能な綴じ部分、
システム手帳でいうところの綴じ具にあたる部分があるためだ。
ちなみに中の筆記スペースは
ロディアよりも1.3cmほども縦方向に広くなっている。
と言うことは、つまり
C.OVERは筆記スペースを小さくすることなく
差し替え可能な綴じ具をコンパクトに収めているということになる。
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