□取材後記
■今回ドイツでの移動で使われたバス。
■取材手帳は MOLESKINE 、
そしてペンはステッドラーのシャープペン0.7mm 。
■ステッドラー日本の方が持っていた
マルスの0.5mm シャープペン。
残念ながら、
これはすでに廃番になってしまっているモデル。
芯ホルダーのようなデザインで格好いい。
ぜひとも復刻して欲しい。
■ステッドラーの社員食堂で出されるコーヒー用のシュガーにも
ステッドラーのマークが。
■ドイツの自動車メーカー全てに納めているという
クレイモデル用の粘土。
これもステッドラーの商品。
ちなみに
鉛筆の芯で使われている粘土とは
全くの別物。
■来年発売されるという高級ラインのペンを
特別に見せていただいた。
(これも撮影NGだった。。)
ボディは全体の半分がウッド、
そして、もう半分がアルミで出来ている。
すこし長めのクリップの表面には
ステッドラーのマルスヘッドを思わせる刻印がある。
ツイスト式の油性ボールペン、
キャップ式のローラーボール、
さらには
万年筆(ペン先はスチール)もラインナップされていた。
手にした印象としては
ウッドとアルミということだったが
思っていたよりも重量感があった。
日本での発売が待ち遠しい。
■ニュルンベルグ中心街にある
ステッドラーの直営ショップ。
製図ペン、一般筆記具をはじめ、
粘土などあらゆる商品が並んでいた。
店内に一歩入ると
そこはステッドラー ワールド!
これでもまだ全ラインナップはカバーしてないという。
日本では見かけないものも結構たくさんあった。
□たとえば、
これは芯が赤、青、黄になっている
レインボーペンシル。
私の目には
ドイツ国旗のカラーに見えた。
書いてみると、確かに虹色の筆跡になる。
□スライド式では珍しい太軸の消しゴム。
□こちらは
今回参加されていた日本の販売店の皆様が
最も注目していた鉛筆。
表面の軸には
算数の九九がプリントされている。
いろいろな公式がプリントされているタイプもあった。
□日本では見かけない赤軸、
そしてナチュラル木軸の鉛筆。
そして、
これは私が最も注目した
「マルス ステノフィックス」という鉛筆。
「ステノ」とは「速記」のこと。
つまり、速記用鉛筆だ。
速記に最適な滑らかな書き味になっているという。
私には、
ステッドラーならではの
やや硬質な書き味に感じられた。
ちなみに硬度はHB。
これも私の一押しの鉛筆。
太軸の色鉛筆シリーズの中に
蛍光芯タイプがあった。
蛍光マーカーのように
使うたびキャップの開け閉めもいらず、
インクが乾いてしまうこともない。
これで消しゴムで消せれば
言うことナシだ。
□「WOPEX」の新色。
ブラックは、消しゴムと鉛筆削りがセットされていた。
きっと、
これはドイツのティーンエイジャー向けではないだろうか。
一方大人っぽい
シックなベージュカラーの「WOPEX」もあった。
□ご存じの方も多いかもしれない
ステッドラーのボールペン「エランス」。
ステッドラーのトレードカラーである
ブルータイプを見つけた。
聞くところでは
過去に一度日本でも展開したことがあったという。
私は初めて見た。
□三角軸ペンシリーズの「トリプラス」。
そのブラックケース。
なかなか格好いい。
■ステッドラーのマルクス社長とともに。
「マルス ルモグラフ」をご紹介した
私の本「文具の流儀」をプレゼントさせていただいた。
■ちょうどサッカーの「EURO2012」が
開催中ということで、
ドイツの人たちは大変に盛り上がっていて
自動車にドイツ国旗を立てたり、
バックミラーに巻き付けてる光景が結構見られた。
こうして国旗などを付けているが
普段道路では交通ルールをちゃんと守って
整然と車を走らせている。
しかしながら、
サッカーのドイツ戦が終わった時だけは、
夜中でもクラクションが盛大に鳴らして大騒ぎをしていた。
日頃抑えているものが
こういうときに出るのだろうか。
■ニュルンベルグの道路でみた駐車風景。
こんなに前後ピッタリと停めたら
絶対に車を出すことは出来ないと思う。
一体どうやって出すのだろう。。
■ヨーロッパに行くと、
レストランなどでよく見かける財布。
「ギャルソン ウォレット」という。
ヨーロッパのレストランには
日本のようなレジはなく、
会計はテーブルで済ませる。
そのために使う財布。
お札が種類ごとに入れられ、
財布というよりも
まるでファイルのようだ。
写真は、馬車に乗った時の係員の方。
■ドイツの定番の食べ物、プレッツェル。
どこのレストランでも
ビールを頼む前から必ずテーブルにセットされている。
■これでもかと盛り付けられたお肉とソーセージ、
ザワークラフト(キャベツの酢付け)、そしてじゃがいも。
すごくおいしかったけど、
さすがに全部ら平らげることは出来なかった。
■今回のステッドラー 工場見学ツアーで
コーディネートをはじめツアーの同行など
大変にお世話になった
ステッドラー本社のチャーリーさんとハイケさん。
お二人は世界各国の顧客のために
今回のような工場ツアーをコーディネートされる
専門の方々。
こうした方が専任でいらっしゃるとは、すごい。
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(2012年7月24日作成)
□関連リンク
■ 「プロの道具」 ステッドラー芯ホルダー マルステクニコ MARS−780C
■ 「もう一度鉛筆をもってみたくなる」 ステッドラー ペンシルホルダー 900 25
■ 「芯の出具合いを調整できるシャープペン」 ステッドラー REG 925 85−05
■ 「由緒正しき製図ペン」 ステッドラー マルス プロフェッショナル712
■ 「全く新しい書き心地の蛍光マーカー」 ステッドラー テキストサーファーゲル