文具で楽しいひととき
■ 「カタログを見やすくするファイリングツール」 ウキマ Filet 250円+Tax


 


□まだ若くて、ブツ欲が旺盛だった頃、
 色んなショップを訪ねては
 カタログをもらっていた。

 ペン、カメラ、腕時計、家具などなど。


 


 そうしたカタログは
 ポケット式のファイルに入れて本棚にしまっておいた。

 そのファイルが時間とともに
 1冊、2冊と増えていく。

 せっかくもらってきたカタログなのに
 それ以降見るかと言えば、
 これがあんまり見た記憶がない。

 思い返してみると、
 そうしたカタログは
 きまって年末の大掃除の時に見ていた気がする。

 大掃除をしながら
 手を止めて
 あぁそう言えば
 こんなカタログをもらったっけと
 パラパラと見ていた。

 大掃除の時に見るために
 カタログをもらった訳ではない。

 もっと日々の生活の中でも
 パラパラと眺めるつもりだった。

 たぶん、
 あんまり見なくなってしまった理由のひとつに
 ファイルに入れてしまったから
 というのがあるのだと思う。

 私が使っていたファイルは
 各ページがポケットになったタイプ。

 そのポケットに1冊ずつ
 カタログを入れていた。

 カタログを見るには
 そこから取り出さなくてはならなかった。

 それが面倒だったのだろう。

 もし、
 その当時、コレがあったら
 私のカタログ閲覧頻度は
 もっと上がったかも知れない。


□Filet(ファイレット)というツール。


 


 書類をとりあえず入れておくクリアフォルダーのようだが、
 本のように広げられるようになっている。

 内側の両サイドには
 フォルダーの差し込み口がある。


 


 そして、最大の特長は
 背に「アイレット綴じ」という
 ワイヤーのわっかが2つあるところ。


 


 海外のメーカーからカタログをもらうと
 たまに
 この「アイレット綴じ」が背に付いていたことがあった。


 


 これは、
 2穴ファイルに綴じ込めるようにするためだ。

 Fileにアイレットを付けたので
 「Filet(ファイレット)」という訳だ。

 使い方は、
 カタログの表紙と裏表紙を
 Filetの内側のフォルダーにそれぞれ差し込む。


 


 そして、
 アイレットを2穴ファイルに綴じ込めばOK。


 

 


 カタログをファイルしつつも
 そのままページをパラパラ閲覧できる。


 

 


 カタログに直接パンチで穴を開けて
 ファイルに綴じ込むという方法もあるが、
 それだと、
 パラパラがしづらいし、
 綴じ込みの部分が隠れてしまう。


□今は、気になったカタログがあったら
 ファイリングではなく
 スキャンしてデジタルデータにしている。

 しかしながら
 たまにこのカタログは少しの間だけ
 パラパラめくって眺めたいというものもある。
 
 そうしたカタログをあくまでも期間限定で
 Filetで綴じ込んでおくのもいいかも知れない。

 いざ、スキャンしようと思えば
 サッとカタログが取り出せるし。


 


 (2015年4月28日作成)


 □ Filet

 ■ 記事の中で登場したファイル「Bindman」



 



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