文具で楽しいひととき
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デルフォニックスさんとコラボして作った横型ロルバーン「ロルバーン ランドスケープ」。そのPOP-UP STOREがデルフォニックス大阪で開催されています。(1/18〜2/11)ランドスケープをはじめ私の愛用文具も販売されます。そして、私の事務所のデスクと本棚も再現されています。
*デルフォニックス大阪
1/19に開催したトークイベント&ワークショップ
CATEGORY / 展示会レポート
ラミーデザイン50周年を記念した「thinking tools 展」が六本木 21_21 DESIGN SIGHTで開催されています(2018年3/3〜4/8)。本展は、本国ドイツで開催され日本での開催は2カ国目。ラミーユーザーには、とっても興味深い展示内容です。ラミー2000、サファリ、スピリット、ピコ、ダイアログ3、ノトなど、ラミーを代表するペンにおいて、開発中にデザインされたモックアップが時系列で展示されているのです。たとえばラミー2000は、当初から今のフォルムがありました。一方ラミーピコは、最初はこうしたフォルムからスタートしたんだというデザインで、それがだんだんとピコになっていく流れがわかっていきます。途中経過のデザインとは、つまり採用されなかったデザインです。それらを惜しげもなく展示しています。中にはこれ欲しいなというものもあったりします。私たちは普段、最終製品としてのラミーでラミーを感じている訳ですが、こうしたものは採用しないんだという今回の展示からも逆説的に「ラミーらしさ」というものがかえってあぶり出されていくようにも思いました。改めて色々なラミーをそのデザインプロセスも含めてじっくりと見て、最近あまり使っていなかったピコやノト、イコンあたりを再び使い出したりしてその余韻を楽しんでいます。
*thinking tools 展
■ ラミー2000
ステンレス部分がゴールドになっています
■ ラミーサファリ
グリップに3箇所ラバーがあります
■ ラミースピリット
これは欲しいと思うデザインでした
■ ラミーピコ
ラミーピコの万年筆タイプ、これは欲しいですね
ラミーピコのデザインスケッチ
左下のフサフサとしたピコは触ってみたかったです。。
■ ラミーダイアログ3
■ ラミーノト
このオールホワイトのノトは魅力的でした
こちらはドクターラミーが採用しなかったというラミーノト候補
会場には「WIRED」「The New York Times Magazine」などで活躍するイラストレーター、クリストフ・ニーマン氏によるラミーのペンを使ったコミカルなイラストがいくつも展示されていました。
Illustration: Christoph Niemann for C. Josef Lamy GmbH
Illustration: Christoph Niemann for C. Josef Lamy GmbH
Illustration: Christoph Niemann for C. Josef Lamy GmbH
CATEGORY / 展示会レポート
青山のPaul Smith SPACE GALLERYで開催されている「THE SECRET LIFE OF PENCIL」。ポール・スミス氏や坂本龍一氏が愛用している鉛筆の展示会だと聞いて勇んで行ってきた。てっきり、実物の鉛筆とそれによって描かれたスケッチなどもあるのかなと期待していたが、残念ながら愛用の鉛筆の写真だけだった。とは言え、色々な鉛筆との関わり方が垣間見えて楽しい展示だった。鉛筆削りでキレイに削っている方もいれば、ナイフでザクザクとオブジェのようにしている人もいたりと様々だった。一番の収穫はプロダクトデザイナーのフィリップ・スタルク氏がぺんてるのスマッシュ0.9mmシャープペンを愛用しているということ。またシャープペン派はもう二方いた。ダイソンのSir JAMES DYSONは、ロットリングの0.7mm、原研哉氏はカヴェコ スペシャルペンシル0.5mmだった。それから坂本龍一氏は三菱鉛筆のユニスターのBだという。ハイユニでないところがなんとも素敵だなと思ってしまった。
ギャラリー入り口の挨拶文にはこうあった。
「控えめで、常に縁の下の力持ちとして出しゃばらず、iPadの0.02%のコストでありながらこの誠実な友人は最新鋭テクノロジーと並んで沢山の物の誕生を密やかに牽引し、それでいてクリエーターたちの創造の中心を担っています」
黒鉛芯への愛情がいっそう深まる展示だった。
「THE SECRET LIFE OF THE PENCIL」
会期:2016年10月6日(木)〜11月13日(日)
Paul Smith SPACE GALLERY
公式サイト
坂本龍一 三菱鉛筆 ユニスターB
NICK PARK BEROL VENUS 4B
Sir PAUL SMITH EVERSHARP GOLD SEAL
PHILIPPE STARCK ぺんてる スマッシュ0.9mm
Sir JAMES DYSON ロットリング0.7mm
原研哉 カヴェコ スペシャルペンシル0.5mm
KEIICHI TANAAMI BEROL EAGLE COLOR
TOM DIXON REXEL BLACK EDGE
CATEGORY / 展示会レポート
デルフォニックスの定番ノート「ロルバーン」。海外の香りを感じさせるデザイン、そして巻末のポケットがとても便利でファンが多いノートだ。その「ロルバーン」が今年で15周年を迎える。それを記念した展示会がデルフォニックス渋谷で開催されている。展示内容としては、たとえばこれまでコラボをしてきた様々「ロルバーン」がある。とても多岐にわたり、日本のアニメともコラボしていたりと意外な発見がある。そして、色々な分野の方が実際に使った「ロルバーン」ノートの展示も。ふだんなかなか人様のノートを見ることができないので、その人の頭の中をのぞいているようで興味深かった。ちなみに私のノートも展示されています。。また、展示会では、好きな台紙・リング・ゴムバンド・ロゴスタンプを選んで自分だけの1冊を作る「カスタマイズ ロルバーン」の販売も行われていた。注文書を書いてスタッフの方に渡すと、その場でガシャリと作ってくれる。この展示会は巡回展として今後他のデルフォニックスショップでも開催されるという。
会場:デルフォニックス渋谷ギャラリー
期間:2016年7月15日(金)-2016年8月7日(日)
10:00~21:00 ※最終日は16:00まで
会場:デルフォニックス大阪ギャラリー
期間:2016年8月23日(火)-9月20日(火)
10:00~20:00 ※最終日は16時まで
*ロルバーン15周年記念サイト
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本革をはじめ、帆布やリサイクルレザー、最近はよく出来た合成皮革など素材は色々とある。しかし、この素材のアイテムは初めて見た。「gaf.(ガフ)」というブランド。絵画用のキャンバス(カンヴァス)が使われている。キャンバスは日本語で「画布」というので「gaf.」という名付けたという。真っ白なキャンバスは、ジーンズのポケットに入れて使い込んでいくと段々と藍色が移っていく。そんな独特な経年変化が味わえる。
*gaf.