文具で楽しいひととき
CATEGORY / ミニマリズム
子供のころから、いつも次にやってくる楽しみばかりを思い浮かべていた。たとえば、次のクリスマスには何をもらおう、次の休みは何しようなどなど。いいことばかりではなく来週やってくる気の進まないことを思い浮かべたりということもあった。こうしたクセは大人になってもあまり変わらず、私はいつも次は次はと考えていた。この考え方を突きつめていくと、もう自分は明日死ぬという時にも明日の朝ご飯はなにを食べるのだろうと、その時も次を考えてしまうのではないか。。本当にそれでいいのだろうかと考えてしまった。いつも次々と考えている私は、今をおざなりにして、未来に生きているようなものではないか。それよりも「今この瞬間を生きる」ということにもっとフォーカスを当てるべきではないかと思うようになった。次にやってくる楽しいことやイヤなことは、今味あわなくても、その時に味わえばいいと、今は今のために使ってみようと思うようにしてみた。
そこで、これから使っていくシステム手帳には「Live the moment」(今、この瞬間を生きる)という刻印を入れてみた。
CATEGORY / ミニマリズム
Macのデスクトップには色々なアイコンがある。メール届くとアイコンの右上に赤い数字が付いて見ようとしなくても気になってしまう。私はワードの作業をする時は、強制的に視界にはワードのことだけしか見えないようしてしまう。私が使っている機能は「全画面表示」。メニューバーの「表示」から選択できる。このモードにすると、下にズラッと並んだアイコンが姿を消してワードの文書だけが画面に映し出される。背景はオーク、マホガニー、レザーやチタンなど様々な素材感のあるものが選べる。私はナチュラルウッドのカバノキにしている。こうするとまっさらなデスクの上にワードの文書だけがポンと置かれたようになる。ちょうど会議室の大きなテーブルを自分一人で占領したかのように。見てないつもりでも自然と目に入ってくる情報も脳の片隅が処理をしているように思う。集中するには、今やるべきことだけが視界にあるのが望ましい。メールのアイコンすら隠されてしまうので、集中することができる。
ちなみに私はデスクは真っ白なものを使い、その上に今やるべきものだけを置くようにしている。ある時は書類だけであったり、企画を考える時はノートと鉛筆だけにする。それ以外はすべてしまっておく。人は一度にひとつの仕事しかできない。ならば仕事場であるパソコンやデスクもその都度それ専用の仕様にすべきなんだと思う。小学校時代、国語の時間は国語の教科書とノートだけだったように。
*私のミニマリズム的仕事術をまとめた本「モノが少ないと快適に働ける」