2025.04.01(579)

「瞬記の膝の上デスクに」

コクヨ

用箋挟 クロス貼 A3 短辺とじ

コクヨ 用箋挟 A3 短辺とじ クリップボード

瞬記は書く場所を変えると内容がいつもと違ってくる。ふだんはデスクで書いているが、たまに気分を変えてリビングルームで書くこともある。そこから見える景色や耳に入ってくる音も微妙に変わり、その刺激を受けた私から出てくる文字も自ずと変わっていく。

リビングではソファに体を沈めて書いている。デスクはないので、ノートを手に持って書いていた。不安定で書きづらかった。紙の上の万年筆も走りづらそうにしていた。このA3のクリップボードを使うようになり、私そして(たぶん)万年筆も快適になった。

コクヨ 用箋挟 A3 短辺とじ クリップボード

■ 大きなクリップボード

コクヨ 用箋挟 A3 短辺とじ クリップボード

正式な名称は「用箋挟クロス貼 A3 短辺とじ」という、いかにも古くから販売をしていることがうかがえる商品名だ。現代の言葉に翻訳するとA3のクリップボードということになるのだろう。このA3には2タイプがあった。クリップの付いている位置が違う。「長辺とじ」と「短辺とじ」。長辺とじは長い方にクリップが付いていて、短辺とじは短い方に付いている。つまり横にした時に上に付いているか、横に付いているかの違いだ。当初は順当に上に付いている長辺とじにしようかと思った。でもよくよく私の使用シーンをイメージしてみると、いやいや横についている方が書きやすいでしょと思い直し、今回のタイプにした。

コクヨ 用箋挟 A3 短辺とじ クリップボード

とてもガッチリとしたつくりで書いていてもたわんだりすることがない。

コクヨ 用箋挟 A3 短辺とじ クリップボード

■ 私の使い方

コクヨ 用箋挟 A3 短辺とじ クリップボード

私は瞬記を書くとき、主にA5ノートを使っている。ノートを開いてクリップボードに載せたときにノートをクリップで固定している。左ページに書くときはクリップを右側にしノートの右端をとめる。そして右ページに書くときはクリップボードを左右反対にしてノートの左端をクリップでとめる。少々面倒だが、こうするとノートがボード上で完全に固定され安心して万年筆を走らせられる。この使い方をしたかったので短辺とじにしたのだ。

コクヨ 用箋挟 A3 短辺とじ クリップボード



私のデスクには傾斜台を置いている。そこにノートや原稿用紙を置いて書くと、紙面が私の方を気持ちよく向いてくれるのだ。ソファに座ってA3の用箋挟を膝の上に置いたときもそこそこ角度を自由に調整できる。傾斜台の時と同じような感じで書いていけるのもいい。ソファで瞬記を書く専用のデスクとなっている。

コクヨ 用箋挟 A3 短辺とじ クリップボード

コクヨ 用箋挟 クロス貼 A3 短辺とじ

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