2024.02.06(550)

「持つたび嬉しくなる手提げ」

一澤信三郎帆布

手提げ

一澤信三郎帆布

10年以上愛用している。私の持っているモノの中では愛用歴はそれほど長い方ではない。それでも深く気に入っている。私の手の中には一澤信三郎帆布の手提げの取っ手の感触が、今こうして万年筆を手に原稿を書いていてもしっかりと思い出せる。手のひらに気持ちよく収まる取っ手の幅と厚み、そして少しざらっとした感触。今のところ3つ持っていて、家族にも勧めて妻も息子も一つずつ持っている。たまに家族で出かけると、3人とも一澤信三郎帆布を手にしていることもある。

一澤信三郎帆布

■ H-12 青ねず

一澤信三郎帆布

一番はじめに買ったのがこの手提げ。形からしたら、これは紙袋のようなフォルムをしている。資料を入れたリーガルエンベロープやノートなど四角いものを入れるのにふさわしい。取っ手の長さは紙袋のそれよりも長い。手にさげるだけでなく、肩にかけて持つこともできる。

一澤信三郎帆布

そして一番気に入っているのは、自立するところ。厚みとハリのある帆布で作られている。そして底の裏面にはメタルのパーツがある。地面に置くとかチャリと音がしてスクッと自立する。電車に乗った時につり革につかまり、足の間に置いたりもする。

一澤信三郎帆布

一澤信三郎帆布

さすがに10年も使っているので、取っ手のところに汚れが目立ってきた。まだまだ大丈夫だけれども、いずれはそこだけ交換修理をしていきたいと思っている。一澤信三郎帆布に修理を依頼する。なんとワクワクする響きだろう。

一澤信三郎帆布

■ 17E 波星

一澤信三郎帆布

2つ目に買ったのが、この少し大きめの手提げ。一澤信三郎帆布にしては珍しく英語が大きくプリントされている。日頃こうしたロゴ的なものは好まないけれど、これは一目で気に入った。一級帆布の反物の端に付いているマークをリデザインしたという。なるほどどおりで私の好きな「業務用」の香りが漂ってきた訳だ。

一澤信三郎帆布

生成りというカラーは汚れる。でもあえてこれにした。無垢の帆布っぽさが味わえるからだ。この手提げはもう何回も自分で水洗いをしている。汚れてしまったら、洗濯洗剤とタワシでゴシゴシと洗っている。その後水分を切ってかげ干しする。これだけで結構綺麗になる。先ほどの青ねずなどの色の付いたものは水洗いは推奨されていない。色落ちしてしまうからだろう。生成りは汚れやすいが洗いやすくもあるのだ。

一澤信三郎帆布

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■ 17D オリーブ

一澤信三郎帆布

一澤信三郎帆布は1つ買うと2つ3つと増えていく。万年筆と同じ傾向がある。これはこの用途、あれはあの用途と用途ごとに使うことを言い訳に買い続けていく。万年筆もまさにそうだ。そして、これはちょっと図書館に本を借りにいく時や、ちょっと横浜あたりに買い物にいく時にそれほど大きな鞄は必要ないけど何か手に持っておきたい時用。すごくニッチな用途だけど日常において確かな使い道がある。オリーブの色が渋くていい。



一澤信三郎帆布

今はこの3つの手提げを取っ替え引っ替え手にしている。まさに手にしている。そして次に欲しいものもすでに私の頭にはイメージが固まっている。次は四角い手提げを考えている。品番は「93小」。販売イベントの時に商品を詰めて持っていくのにちょうど良い。この用途の帆布手提げはまだ持っていない。

一澤信三郎帆布

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