2023.07.04(535)

「ペンのベンチ」

カンダミサコ

ペントレイ Bridge

カンダミサコ ペントレイ・Bridge ブリッジ

4月、横浜関内で開催されたペン&メッセージさん、590&Co.さんの出張販売イベントに今年も行ってきた。前回は自転車をこいで向かったが、その日空を見上げると日差しが強かったのでおとなしく電車で行くことにした。会場に着くと、学生さんらしき方々が大勢詰めかけていた。590&Co.さんのペンコーナーには美しい木軸のシャープペンがどうだ!とばかり並んでいて、彼らは力強い視線を注いでいた。わたしはその混雑の後ろを通り過ぎ、比較的空いていたペンケースコーナーに体を斜めにして入り込んだ。わたしもすぐに力強い視線になった。ペンケースの中に不思議な形をした革製品が置いてあった。

それがこのカンダミサコのペントレイン Bridge。

■ 革だけどとても硬い

カンダミサコ ペントレイ・Bridge ブリッジ

ブッテーロの革を2枚貼り合わせたシンプルな作り。表面と裏面で色が違う。ノギスで測ってみると大体3mmくらいの厚みがあった。四隅が優しく曲げられていてグラグラすることなくピタッとデスクの上で落ち着く。ペンを置いてみる。ペンが気持ちよさそうにリラックスして優しいくぼみの中に収まっていく。

カンダミサコ ペントレイ・Bridge ブリッジ

カンダミサコ ペントレイ・Bridge ブリッジ

商品名にはブリッジ(橋)とある。確かに構造的には橋の形をしている。しかしながら役割としてはペンのベンチに近い。

カンダミサコ ペントレイ・Bridge ブリッジ

■ 傾斜台の上でも落ち着く

カンダミサコ ペントレイ・Bridge ブリッジ

私はふだん角度11度の傾斜台の上に手を置いて仕事をしている。11度とは言え、ペンにとってはかなりの傾斜でそのままペンを置くとコロコロと、もしくはスルスルと転がり滑り落ちてしまう。ノートに書いていて、ちょっと資料を取り出そうとペンを置く時にペンの置き場に困ってしまうことがあった。そこで、このペントレイを置いみた。

カンダミサコ ペントレイ・Bridge ブリッジ

このシーンでこのくぼみのあるペントレイが役に立つことが分かった。傾斜台の角度の中もでペントレイは結構踏ん張ってじっとしてくれる。私の傾斜代にはカッティングマットを敷いているので、表面のざらつきが功を奏しているのだろう。その上にペンを置いても大丈夫だった。あくまでも一次的にペンを置いておく、ペンに一休みしてもらうまさにベンチという役回りである。

カンダミサコ ペントレイ・Bridge ブリッジ
エッジのところに裏面のカラーが少し見えて美しい



一般的にペントレイはペンをしばらく置きっぱなしにするものだ。私はちょっとだけペンを置いて休めるという用途でこのペントレイ Bridgeを使っている。ペンも私もとても快適だ。

カンダミサコ ペントレイ・Bridge ブリッジ

カンダミサコ Bridge

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