文具で楽しいひととき
pen-info
フレームマンスリー ペーパー 2025年版
パッと見た時に1ヶ月の頭への入り具合がダイレクトなフレームマンスリーペーパー。ペーパースタイルになって手帳の時にはなかった使い方が色々とできるようになった。1ヶ月ずつが独立しているので、そのひと月を文字どおり鷲掴みして操れる心地よさは格別。これまでのようにページをめくるのではなく、自分が眺めたいだけ自由に並べて俯瞰することもできる。
■ リニューアルしました
最大のリニューアルは、紙を厚くしたこと。竹尾さんの紙、アラベール スノーホワイトの130kgにした。もともとpen-infoの一筆せんに使ってきた紙。名前の通り雪のような真っ白な紙は、ブルーのインクで書くと美しく映える。なめらかさよりは紙ならではの細かな繊維が感じられる風合い。書きごたえが程よく手に伝わってくる。
パイロットブルーインク、極細で書いてみた
130kgという程よい厚みで2024年版の時よりもかなり厚めになっている。ハリがあって一枚一枚が扱いやすい。
2つ目のリニューアルは、セット内容をシンプルにした。フレームマンスリーペーパーが2025年1月から同年12月までの12枚。それにイヤープラン[連続]、[円]がそれぞれぞ1枚ずつ。合計14枚というシンプルな構成。紙の厚みがあるのでその14枚をエアフォルダーA5にはさみこむとピッタリとくる。
右が昨年の2024年版。こうして比べると白色度の違いがよくわかる。2025年版は外側のグレーの色味が少し淡く、わずかにブルーがかっている。全体的に落ち着いた印象に。
■ 私の使い方
□ エアフォルダーA5に入れてスタンドに立てる
エアフォルダーA5の表紙のところに今月のペーパーをアイデアルクリップでとめる。残りは中にとじ込んでおく。この状態でギブソンホルダーに立ててパソコンの左側に設置。この時ギブソンホルダーの形をV字状にしている。こうすることでエアフォルダーをパカっと開き中のペーパーをパラパラと片手でめくって探していける。紙が厚くなったことで、この検索がよりやりやすくなった。さながら情報カードのように。
デスクでは安定感を出すためにギブソンホルダーの後ろに重りで支えている
□ 翌月+翌々月もセット
せっかくのフレームマンスリーペーパーなのだから数カ月を俯瞰したい。翌月と翌々月のペーパーを少し大きいエアフォルダー Pageにアイデアルクリップで固定している。こちらはパソコンの右側に置いているPANTAに立てている。こうすると普段は正面のパソコンを見つつ、もしくはノートに向かい思考を深めつつ左を見ればその月のスケジュールを、右を見れば数ヶ月先がチェックできる。当初は左側にまとめて2ヶ月分をクリップでとめていた。しかし普段の仕事の中で一番よく見るのはやはりその月のスケジュールだ。そこに翌月まであると一瞬だけ目が迷うことがあった。そこで左側は今月だけをフォーカスできるように絞り込んだ。
□ 壁に一年間カレンダーとして貼る
フレームマンスリーペーパーをもう1セット使い、仕事部屋の壁に一年間分並べて貼っている。一年間の中での現在地を確認したり、中長期のプロジェクトをざっとプランする時に眺めて役立てている。手元のフレームマンスリーペーパー と壁のカレンダーが全く同じフォーマットなので、すごく分かりやすい。
□ 終了したペーパーはアーカイブ
デスクのフレームマンスリーペーパーは月が変わったら新しいペーパーに差し替える。それに伴い、右側の2月分も新しく更新していく。書き終わったペーパーは別に用意したエアフォルダーA5に入れてアーカイブしていく。過去の予定は必要な時にチェックできさえすればいい。いつも持ち歩く必要はないというのが私のスタイル。こうしていくと毎月どんどんエアフォルダーA5の中身が軽くなってく。
*
このようにペーパースタイルならではの自由なスケジュール管理ができるフレームマンスリーペーパー。主にデスクワークで仕事をしていて予定を書くよりも見てチェックすることが多いという方にはオススメできるスケジュールツールである。
フレームマンスリーペーパー 2025年版
お得な2冊セットもあります。
今年(2024年)からすぐ使いたいという方は、お得な2024年版もあります。
エアフォルダー A5
エアフォルダー Page
ギブソンホルダー
関連コラム
「やっぱり便利なスタンド」ギブソンホルダー スリーワイヤー
「クリップボードの重さ・めくりづらさを解決」pen-info エアフォルダー Page
「1ヶ月が1枚になったフレームマンスリー」pen-info フレームマンスリーペーパー
文具コラム ライブラリー
pen-info SHOP