2022.04.26(505)

「挟むだけなのにすごく便利なファイル」

ギングジム

サンドイット

キングジム サンドイット

書類は必要な時にすぐ取り出せないとイライラする。あれどこだっけ?と探すことに夢中になっていると、それまでやっていた仕事の流れがすっかり止まってしまう。頭の回転はできるだけ止めずに必要な書類を取り出したい。そうすれば、仕事は淀みなく進んでいく。このファイルはそんな使いやすさがある。しかも、スッキリとしたスリムスタイルで。

■ 驚くほどシンプルな構造

キングジムの「SAND IT」というファイル。名前の通り書類を挟むだけでいい。その構造は、これだけでいいのと心配になるくらいシンプル。構成要素としては、外側に少し分厚いPPのボード、その内側にインデックスのある薄めのPPボードが2枚。それらがバラバラにならないようにゴムバンドをグルリと留められている。それだけだ。

キングジム サンドイット

■ ふつうに使いやすい

特に説明されなくても、ポンと渡されればすぐに使いこなせてしまう、そんなわかりやすさがある。ゴムの反発を感じつつ、上を広げて仕切りの間に書類を挟み込んでいくだけでいい。収納スペースは3ヶ所ある。仕事のプロジェクトごとに分けて入れておける。書類を入れてデスクの上にポンと置くと、ゴムの力でピタリととじてフラットに落ち着く。

キングジム サンドイット

キングジム サンドイット
おもて面

キングジム サンドイット
裏面。ゴムバンドは一本をグルリと巻いている。

逆さまにしても落ちてこなった。さすがに少し大げさに揺すってみると、書類が飛び出してしまうが、ゴムの力だけでも意外とホールド力がある。

キングジム サンドイット

書類がすべりでないように確実にホールドしたい場合は後ろにあるゴムを前にグイと持ってきて上のフックに掛ける。こうすると書類はどこからもすべり出ることはない。

キングジム サンドイット

A4の書類はもちろんクリアフォルダーに入れた書類ごと入れておくこともできる。普段使いの書類はほぼOKだろう。

キングジム サンドイット

キングジム サンドイット

そこまで入れることはあまりないと思うが、最大でコピー用紙250枚まで収納できる。やろうと思えば、それを受け入れてくれるという余力は心強い。

キングジム サンドイット
250枚を入れてみた

■ カバンの中に入れたままでも

キングジム サンドイット

横型タイプはビジネスバッグに、縦型タイプは今やビジネスシーンでも増えてきたリュックにフィットする。いずれもカバンからいちいち「SAND IT」を取り出さなくても書類を取り出せる。言わば、ファイルインバッグにもなる。

キングジム サンドイット



余計な綴じ具がないため、とてもスリム。それでいて書類をしっかりガードして取り出しやすい。普段使いのファイルはこれで十分ではないか、そう思わせてくれるスグレモノである。

キングジム サンドイット

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