■「ISOT 2013レポート!」 ■■□□□
■ これもある意味デジアナ文具「立つノートカバー」
「どや文具ペンケース」でおなじみのベアハウス。
今回 ISOT に初出展して新作を発表していた。
「立つノートカバー」だ。
個人的には手帳を机の上で、
常にスタンドに立てているので、待ってました!という感じである。
拝見したのは、 A 5サイズ。
素材はいくぶん厚みがある PP製。
表紙のボタンをパチンとはずして開くと、
両側に深々としたサイトポケットがあり、
そこに A5ノートの表紙を差し込んでいく。
あえて深いポケットにしているのは、
初めの1ページ目、そして最後の1ページを書く時も
下の段差が気にならないようにという配慮のためだ。
ノートは綴じ手帳だけでなくリングノートでも OK 。
気が効いてるのは、
開いたページを固定するストッパーが両側についているところだ。
では、
このノートカバーどのように立てるのか。
それはノートカバーの背の部分に隠されている。
下の方に2ヶ所ボタンがあり、
それをはずして、はずしたボタン同士をパチンとめてしまう。
そして、
それを後ろ側にずらすと
これがスタンドになるという仕掛け。
気になるのは、
この後足のスタンドが
さらに後ろ側にずれていってしまわないかということ。
これが意外と大丈夫だった。
というのも、
足の底辺の角度が絶妙で、
足を後にした時に机の面にピタリとフィットして、
それ以降は後にずれないようになっていた。
上から少しばかり押してもびくともしなかった。
【 開いて右側にあるフラップの根元は少し凹んでいてペンホルダーとしても使える 】
これは、
書くためのノートカバーというよりも、
むしろ見るためのノートカバーだ。
パソコンを見ながらの作業の時は
ノートもモニターと同じように立てた方が視線移動も少なくて済み、
作業効率もグッと上がる。
つまり、
パソコン作業に合わせて
ノートをパソコンモニターのように立たせてあげている訳だ。
そういう意味で
これもアナログ文具とデジタルの橋渡しをした
れっきとした「デジアナ文具」と言えると思う。
サイズは B 6、A5、 B 5の3サイズ。
ブラックとホワイトの2色がある。
* ベアハウス 立つブックカバー
B6 1,680円(税込1,764円)
A5 1,740円(税込1,827円)
B5 1,800円(税込1,890円)
(9月発売予定)
■ リングノートの解体が一瞬でできる
LIHIT LAB. のブースでは
上からカメラで撮影して
誇らしげに来場者に大画面で見せているデモがあった。
まだ正式な商品名や形状、価格も決まっていないそうだが、
これが実に面白いものだった。
本体はプラスチック製で
フックみたいなものが先端についている。
これでリングノート(ダブルリング)のリングを
一気に外せてしまう。
やり方は
リングノートを開き、
ダブルリングの境目のところにこのフックの先端を添える。
そして、
一気にフックを手前にスライドさせる。
わずかに重みを感じるが、
スムーズにスライドしていく。
すると、
ダブルリングの全てが広がり、
中のノートをごっそりと取り出せる。
ダブルリングであれば
基本どれにも使えるそうだ。
はずしたノートは、
B5サイズの29穴であれば
LIHIT LAB. の新製品「リングノート保存用ファイル」(525円)に
とじ込むということをLIHIT LAB. では推奨していた。
【 保存用ファイルに、このようにセットしておくことができる 】
個人的にはこの「ダブルリングオープナー」(私が勝手にそう呼んでるだけです)は、
リングノートの自炊、
つまりスキャナーに通すための解体に使える。
ノートの解体というと大掛かりなものが必要だったが、
これはコンパクトなのがいい。
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