■ デジアナ文具 花盛りのキングジム
「ショットノート」の大ヒットを受け、
その関連商品を続々と送り出しているキングジム。
いよいよ真打ち登場、という感じで、
キングジムの十八番のファイルが
「 SHOT DOCS (ショットドックス) 」としてお目見えしていた。
「ショットノート」では
四隅に四角いマークがあったが、
今回のファイルにはマークはなく、
その代わりに
ファイルの表紙や台紙と収納する紙の色差で
認識させるというスタイル。
クリアーホルダーの表面は透明、
そして裏側に色が付いている。
書類をはさみこむと、
グルリと枠ができるようになる。
収納した紙の周囲に
濃い色の枠があれば、
「ショットドックス」専用のアプリが
紙のフチを認識するのだそうだ。
気が効いているのは
表面の透明部分は
低反射素材を採用しており、
アプリで読み取る際に
蛍光灯などの映り込みの心配がないところ。
この他、
細部の作り込みも違っていて
一般のクリアーホルダーは
1枚のシートを2つに折って下側だけを溶着しているが、
この「 ショットドックス 」では
2枚別々のシートを重ねあわせ2ヶ所を溶着している。
これは、
どのように紙を収納しても
しっかりと四隅に枠ができるようにするためだ。
「ショットドックス」のラインナップには
クリアーファイル、そして名刺ホルダーもあった。
別のコーナーには、
iPhone 用のドックスキャナー
「iScamil mini」が発表されていた。
これまでは iPad 用だけだったが、
よりコンパクトに使えるようになる。
さすがに A 4の紙は入らないが、
逆にレシートや名刺など小さいものは取り込みやすくなる。
iPadのiScamilよりも、
取り込んだ画像の解像度は倍にアップしていることもあり、
価格は同じ15,540円。
ちなみに iPod touch (第4世代)にも使えるという。
■ 相変わらず、かゆいところに手が届くリヒトラブ
差し込むだけで書類がファイルでき、
逆さまにしても書類が落ちないスケジュールファイルをはじめ、
かゆいところに手が届き、
さらには肩までマッサージしてくれるような
気配りあふれる商品を最近よく出しているリヒトラブ。
これもその一つと言える。
「ポイントカードホルダー」。
実は「ポイントカードホルダー」としては
すでに発売していた。
今回新しくなったのは、
サイズの違うポイントカードも
一手に引き受けて
ファイルできるようになっている点。
そもそもポイントカードには
カードサイズと名刺サイズの2種類あり、
それぞれで微妙に大きさが違う。
縦はほぼ同じだが、
横幅が名刺サイズの方が少しばかり長い。
今回の商品は
その縦の長さがほぼ同じというところに着目して、
カードを縦に入れるようになっている。
これならポケット自体の幅は一種類で済む。
一つひとつのポケットは、
それほどきつくなくカードがすんなりと入る。
しかし、
ひとたび入ってしまうと
逆さまにしてもカードは落ちることはまずない。
カードを取り出すときは、
当然ホルダーを広げる。
この広げるときに
ポケットの口の形が微妙に変形する。
アコーディオンのジャバラをイメージしていただくと、
わかりやすいかもしれない。
アコーディオンを広げると、
ジャバラ自体は伸びる。
それに伴い、
両側のジャバラ同士の間の長さは狭くなる。
この原理を利用して
カードを両側からピタリと固定されるという訳なのだ。
実にうまく考えられている。
40枚用 661円。20枚用 493円。
□デジアナ文具は
ノートやメモのみならず、
今やホワイトボードにまでそのラインナップを広げている。
そんな中で
リヒトラブも発表していた。
基本はあくまで
マグネット式のホワイトボード。
スマホで取り込むためのマークや外枠などは一つもない。
ただただ真っ白なボードになっている。
こだわったのはサイズ。
A0、A1、A2と すべてA判になっている。
そもそもスマートフォンで撮影して
パソコンで見る時は PDF などの形式ということが多い。
しかも、
大体がA 4サイズ。
そこで、
ホワイトボードそのもの A判にしている。
リヒトラブとして専用のアプリを用意するということはなく、
フリーのアプリなどを勧めている。
これと一緒に使う
「ふせんマグネットシート」というものもあった。
まさに付箋カラーの
小さなサイズのマグネットシートだ。
これは
ハサミで切りとるようにもなっていて
好きなサイズにすることができる。
何もこうしたマグネット式付箋を使わなくても、
紙の付箋を使えばいいじゃないかと思われることだろう。
私もそう思い、
担当の方にそのことをぶつけてみた。
こうした質問は
絶対にされるだろう想定して
みっちりと練習していたようで、
以下のような回答は続けざまに返ってきた。
1)紙と違って使い回しができる。
2)全面マグネットなのではがれにくい。
3)マグネットなので文字の上に貼って剥がしても文字を消すことがない。
4)今回のマグネットホワイトシートには、
うっすらと4センチ角のガイドラインがある。
このサイズにふせんマグネットシートが
ピタリと合うようになっているので、
なにかと使いやすい。
ということがあるそうだ。
ホワイト マグネットシート
A2 3,570円、 A1 6,195円、 A0 11,340円。
ふせんマグネットシート 1組(2枚入り) 294円
□ツイストリング・ノートに
シックなタイプが仲間入りしていた。
ブラック、ブラウン、ホワイトの
レザー調表紙タイプだ。
これまでのものはカラフルなものが中心だったので、
仕事でも使いやすいこういうタイプを
待ち望んでいた方は多いかもしれない。
リングまでゴールドになっている。
表紙を開くと内側にもデザインが施されている。
往年の「リヒト産業」時代のファイルの内側(あくまでもイメージ的に)
というようなクラシカルな印象を受けた。
私としては
表紙と同じ色のものでもよかったのでは、、とも思う。
中の紙質もバージョンアップしており
紙重量が80g/uから84g/uに厚くなり、
あわせてクリーム色になっている。
B 5サイズのみで本体714円、リフィルは346円。
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