■ その26 「葉巻のようなペン」 TOMBOW デザインコレクション HAVANNA 5,250円
□葉巻という言葉を聞くと、男のダンディズムというイメージが
思い浮かぶ。
何の映画かは忘れてしまったが、ギャング映画なんかにも
よく葉巻が効果的な小道具として登場していて憧れたものだ。
特に、ロバート・デ・ニーロ氏が葉巻をくわえているシーンが
とてもかっこよかった。
私は、タバコ類を一切やらない。でも、葉巻やパイプというものに
一種の憧れのようなものを感じてしまう。
そんな私の様な、タバコは吸わないが、葉巻に憧れを抱いている人
にお勧めのペンがある。
□それが、TOMBOWデザインコレクションのHAVANNAだ。
HAVANNAというネーミングが心憎い。
HAVANNAといえば、葉巻(シガー)の本場であるキューバの産地で
カリブ海に浮かぶ最大の島。
□今回のペンであるHAVANNAの外観は、まさに葉巻を彷彿とさせる
ちょっと太目なデザイン。
表面には、今や懐かしい存在となったべっ甲調の仕上げとなっている。
はじめ見た時は、本当のべっ甲かと思ってしまうほどの出来栄え。
べっ甲調の模様は1本1本違っているようで、私は柄の細かいものを
選んだ。
実は、これアルミ製なんです。
アルミの表面にべっ甲調のプリントが施されている。
□持ってみると、見た目の割りに意外と軽い。アルミ製のおかげだろう。
見た目だけなく、こういう使い勝手を考えた配慮はとてもありがたい。
本物の葉巻には、ちょうど真ん中あたりに葉巻の銘柄の帯が付いているが
このHAVANNAにもペン軸中央にはラバーの部分がある。
これも葉巻っぽさを醸し出しているデザインのポイントとなっている。
□キャップをカチッとはずすと、ラバーグリップが現れる。このラバーグリップは
握り心地もまずまずだ。
水性ボールの書き心地だが、滑らかな書き味が楽しめる。
ただ、水性ボールということで多少のにじみはある。
このペンに似合うノートはと色々考えてみた。
特別なペンには特別なノートが似合う。
それが「みすずノート」。
ノートというよりも1冊の上質な本のように装丁のすばらしさが
光っている。
みすずノートの詳しい説明は次回以降に譲るとして
これがなかなかの組み合わせ。
やはり日本製同志という組み合わせだからだろうか。
□このHAVANNAは1986年に発売され、すでに20年が経とうとしている。
ドイツではそのデザインが高く評価され、iF賞やレッド・ドット・アワードといった
デザイン賞を受賞している程だ。
□健康のため、吸いすぎならず、書きすぎに特に注意する必要のない
大人の雰囲気のペンである。
2004年5月12日作成
■ トンボ ハバナは、こちらで販売されています。
■ ペンとガン
ちょっと物騒ですが、私のお気に入りエアーガンとハバナを合わせてみました。
イタリアのベレッタM92Fタイプです。
どうでしょう。結構合うと思いませんか?
でも、この組み合わせで街中を歩くことは出来ませんが・・・・・
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