■ 「片手で簡単に紙を出し入れできるファイル」 エセルテ レバーアーチファイル 987円
□何かのプロジェクトがスタートすると、私は必ず1冊のファイルを
新調する。
そのプロジェクトが本格的であればある程、しっかりしたファイル
にしている。
これはまだ、プロジェクトになるかどうかわからない段階では
クリアホルダーなどから始めることもある。
そのクリアホルダーの厚みが次第に増していき、
もうこれ以上、書類が入らないといった時が、1つのプロジェクトとして
ファイルで管理するかどうかを判断するタイミングとなる。
今回、取り上げるのはそうした時に、私がよく使うファイル
エセルテ社のレバーアーチファイルだ。
□かなり、以前にとあるセミナーに出席した時に、
海外からの来日した講師の方が、このエセルテのファイルを
使っていた。
その講師の方は、プレゼン用のたくさんのOHPのシートを
このファイルに全て収めていた。
1枚づつファイルからOHPシートを取り出し、説明をして
それをまた、ファイルに戻すという一連の作業が、
なんともスマートだったので、セミナーの内容よりも
私は、そちらのばっかり目がいってしまった。
その方は、片手にマイクをもっていたので、もう一方の片手だけで
先ほどの作業をこなしていた。
よくあるリングファイルであれば、両手を使うので
こうはいかない。
そんな鮮烈な印象が私の頭に焼き付いている。
□このレバーアーチのリングの開け閉めの仕組みは、
ファイルのリング付いているレバーを上げ下げして行う。
指一本でリングの開け閉めができるその動きがなんともスムーズ。
何度やってもピタリとリング同士がかみ合う。
なるほど、かみ合わせの部分がちゃんと凸凹になっている。
このレバーの仕組みはどうなっているかと、まじまじ見てみると、
そこには、ローラーが仕込まれていた。
開け閉めするたび、ローラーが行ったりきたりする動きは
見ていてとても愉しい。
□背表紙の下のところに丸い穴が空いている。
これは、本棚などからファイルを取り出す時に
この穴に指を引っ掛けて引っ張りしやすくするためだ。
たくさんの書類を綴じたファイルは以外と重くなっているので、
こうした配慮はとても助かる。
この穴、機能面もさることながら、デザイン面でも貢献している。
□もともと、ファイルはカテゴリー別に書類を綴じておくものだ。
私なんかは、ついつい、書類をファイルに綴じて
「はい、おしまい」とばかりに安心してしまう。
ファイルに入った整理された書類をいつでも、必要な時に
取り出して使うことこそ、ファイルの使い方だと私は思う。
□最近は、このファイルで仕事の書類の他に
たまりにたまった文具やカメラや時計などのカタログを
これにまとめて入れている。
このエセルテファイルがあれば、綴じてしまった書類でも
積極的に出し入れしたくなること請け合いである。
■ エセルテ レバーアーチファイルには、ナチュラルカラーもあります。
■ ライツ社のレバーアーチファイルはこちらで手に入ります。
(ライツとエセルテは同じグループです。)
(2004年7月17日作成)
□ ライツ エセルテ ファイル その他のコラム
■ 「現在進行中の案件のファイリングに最適」 ライツ Xフレーム + エセルテ レディタブ ハンギングフォルダー
■ 「無骨なつくりのクリップボード」 ライツ クラシック クリップボード
■ 「壁掛けできるファイル」 エセルテ A4 SORTED
■ 「とりあえず何でも入れたくなる間仕切りファイル」 ライツ社 パートファイル
□ ファイル その他のコラム
■ 「リビング・ステーショナリー」 Gクラッセ キャビネ ド トラバイユ シリーズ
■ 「楽しく記事をスクラップ」 コクヨ スクラップブック
■ 「小脇に抱えて会議に出席」 伊東屋 リーガルパッドホルダー
■ 「自分だけの写真集をつくろう」 クレールフォンテーヌ トラベルアルバム
■ 「自立するバインダー」 EMON社 RISCOVER ルーズリーフ バインダー
■ 「アメリカでは常識の名刺管理術」 ローロデックス
■ 「書類を放り込んでおくだけで、とじることもできるファイル」 キングジム テジグ
■ 「書類の持ち運びが快適になる」 ポスタルコ リーガルエンベロープ