■ 「デザインのよいステープラー」 Brause社 ステープラー 2,500円
□突然ですが皆さん、ステープラー(ホッチキス)はどこにしまってますか?
私は、これまで机の引き出しにしまっていました。
これは、私はきれい好きだと自慢しているわけではなく、
机の上に置いてさまになるステープラーがなかったからです。
ステープラーとしての綴じる機能は満足させてくれるものの
デザイン面で満足できるものがなかなかありませんでした。
やはり、机の上には、見た目にも、使っても満足できる道具としてもモノを
並べておきたいものです。
□今回ご紹介するBrause社のステープラーは使い終わっても
引き出しにしまわずに、机の上に置いておきたくなるデザイン。
奇をてらった斬新なデザインというよりも、 よくあるステープラーの
デザインながら何か違ったオリジナリティを感じるところは
さすが、ドイツ製。
ボディーはスケルトン(オレンジ)をしているが、
子供っぽさはなく、堂々とした「いでたち」。
よくあるホッチキスよりもひとまわり大きいのに、
スケルトンボディのおかげで
見た目はそれほど大きな感じがしない。
手に持ってみれば、なるほど手に余る大きさで、
しっかりとした握り味。
ボディのサイズも大きければ、中に入れる芯のこれまた大きい。
(26/2サイズという欧米サイズ)
念のため、我々よく使うNo.10サイズという芯は使えない。
□このステープラー、机に置いた時の座りがよい。
これは、ステープラーを口にたとえるならば、
その下あごが上あごよりも長くなっていて
そのため、置いたときの安定感がよい。
さらに、土台(下あご)の裏には滑り止めようのラバーが付いているので
無駄に動いたりしないのもいい。
□デザインだけでなく、使い勝手もなかなかのものがある。
握って綴じてよし、置いて綴じてもよし。
普通のステープラー同様、片手で握って綴じてみると、
下あごのちょうど手が当たる部分のエッジが絶妙にカットされているので、
握りやすくなっている。
また、机の上などに置いたままでも綴じられる。
前述の座りのよいちょっと長めの下あごと
土台裏にあるゴムのストッパーのおかげで、
書類をセットして、上あごに手をのせ、
体重をかければステープラーはびくともせずに「ガチャ」と綴じられる。
少し厚めの書類を綴じるときには助かる。
□さらに、綴じ方だって変えられる。
普通は綴じたあと芯の両端が内側になるが、
芯の両端を外側にすることもできる。(こんな感じΩ)
これは、下あごの芯を受ける台座をくるりと180°回転させて
綴じるだけ。
外綴じはあまりなじみがなかったが、どうやら仮綴用ということらしい。
これで、楽しいステープラー ライフが満喫できる。
■ 関連リンク
■ 「針のいらないステープラー」
■ 「立体感のある刻印を愉しむ」 ミドリ エンボッサー
■ 「流れるようなデザインのステープラー」 ラピッド社 StandUP Ultimate steel