文具で楽しいひととき
Gクラッセ
キャビネ ドトラバイユ
私は、家で仕事をすることが多い。一応、仕事用の書斎はあるのだけれども、たまには、気分転換のためリビングルームで仕事をすることもある。リビングで仕事をして、書類を置きっぱなしにしていると妻から片付けるようにという無言のプレッシャーがのしかかってくる。そんな私のことを救ってくれる素敵なものを見つけた。Gクラッセさんのキャビネド トラバイユシリーズ。きれいな木目柄のステーショナリー。
キャビネ ド トラバイユはフランス語で、書斎を意味するそうだ。これなら書斎だけでなくリビングルームに置いてもしっくりとくるし、仕事の書類をこの中にこっそりと入れておけば、片付けなくても済みそうだ。心強い見方になってくれそうな、そんな予感がする。キャビネ ド トラバイユシリーズにはファイルとボックスがある。そのどれにも、本当の木で出来ていると見間違うほどのきれいな木目が表面を覆っている。
■ インテリアの内装用壁紙を使用
この木目は本物の木ではなく、実は、住宅内装用の壁紙が使われていたのだ。リビングルームにおいてもさまになるのは当然と言えば当然。ただ、壁紙といってもあなどるなかれ。かなりいい線を行っている。表面には本物の木目そっくりの葉脈(ようみゃく)と呼ばれる細かな線状のくぼみがいたるところにある。触ってみると、ちょっとザラザラとしていて本物っぽさがよく出ている。
この木目柄に使われている壁紙のシートは、もともとは何千メートルもの長さがあるそうだ。そんなに長いシートを使っているので、同じ柄のファイルやボックスと出くわす可能性はかなり低い。実際、私の持っているものを見てみたが、1つとして同じ柄は見当たらなかった。
木目のカラーバリエーションは4種類。ダークブラウン、レッドブラウン、ミディアムブラウン、ライトブラウン。
この4種類のカラーがあれば、ほとんどのリビングにも対応可能だと思う。私はあえて、同じカラーで揃えずに、いろんなカラーを混ぜあわせて使っている。この方が、グラデーション的に並べてみたりと色々と楽しめる。
ファイルを開いてみると、内張りにはまるで、木を切り倒した時の断面のような、自然な風合いのナチュラルカラーの紙がしつらえてある。表紙の木目と、このナチュラルカラーの組み合わせはなんとも絶妙。
ファイルやボックスをリビングに置いて、一番目に付くのが背表紙の部分である。そこには、明らかに人に見られることを想定していると思われるこだわりがある。背表紙には、内容物を示せるタイトルホルダーが付いている。それが鉄むき出しの金具で出来ていて、いい雰囲気をかもし出している。
ファイルには、そのタイトルホルダーのまわりにバインダーリングを固定するための止め具がリベット打ちされている。リベットをあえて隠さずに見せている演出が心憎い。
■ リビングルームに出しっぱなしでもさまになる
これまで、ファイルと言えば、棚や引き出しの中にしまい込んでいたけれど、この木目ファイルならリビングルームで見えるように置いてもさまになる。と言うよりも、むしろ見えるように置きたくなってしまう。まさに、リビング・ステーショナリーと言えるだろう。
そうそう、この木目ファイルを我が家のリビングルームに置いてからというもの堂々と仕事の書類などをリビングに置けるようになりました。。。
Gクラッセ キャビネ ド トラバイユ シリーズはアサヒヤ紙文具店さんで手に入ります。
Gクラッセ モノクローム ファイル シリーズ
*関連リンク
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