文具で楽しいひととき
Brause
ステープラー
突然ですが皆さん、ステープラー(ホッチキス)はどこにしまってますか?
私は、これまで机の引き出しにしまっていた。これは、私はきれい好きだと自慢しているわけではなく、机の上に置いてさまになるステープラーがなかったから。ステープラーとしての綴じる機能は満足させてくれるもののデザイン面で満足できるものがなかなか見当たらなかった。
やはり、机の上には見た目にも、使っても満足できる道具としてもモノを並べておきたいものだ。今回ご紹介するBrause社のステープラーは使い終わっても引き出しにしまわずに、机の上に置いておきたくなるデザイン。奇をてらった斬新なデザインというよりも、 よくあるステープラーのデザインながら何か違ったオリジナリティを感じるところはさすがドイツ製。
■ 手に余る大きさ
ボディーはスケルトン(オレンジ)をしているが、子供っぽさはなく、堂々とした「いでたち」。よくあるホッチキスよりもひとまわり大きいのに、スケルトンボディのおかげで見た目はそれほど大きな感じがしない。
手に持ってみれば、なるほど手に余る大きさで、しっかりとした握り味。ボディのサイズも大きければ、中に入れる芯のこれまた大きい。(26/2サイズという欧米サイズ)念のため、我々よく使うNo.10サイズという芯は使えない。このステープラー、机に置いた時の座りがよい。これは、ステープラーを口にたとえるならば、その下あごが上あごよりも長くなっていてそのため、置いたときの安定感がよい。
さらに、土台(下あご)の裏には滑り止めようのラバーが付いているので、無駄に動いたりしないのもいい。デザインだけでなく、使い勝手もなかなかのものがある。握って綴じてよし、置いて綴じてもよし。
普通のステープラー同様、片手で握って綴じてみると、下あごのちょうど手が当たる部分のエッジが絶妙にカットされているので、握りやすくなっている。
また、机の上などに置いたままでも綴じられる。前述の座りのよいちょっと長めの下あごと土台裏にあるゴムのストッパーのおかげで、書類をセットして、上あごに手をのせ、体重をかければステープラーはびくともせずに「ガチャ」と綴じられる。少し厚めの書類を綴じるときには助かる。
■ 2種類の綴じ方
さらに、綴じ方だって変えられる。普通は綴じたあと芯の両端が内側になるが、芯の両端を外側にすることもできる。(こんな感じΩ)
これは、下あごの芯を受ける台座をくるりと180°回転させて綴じるだけ。外綴じはあまりなじみがなかったが、どうやら仮綴用ということらしい。
これで、楽しいステープラー ライフが満喫できる。
*関連リンク
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