文具で楽しいひととき
ペーパーワールドチャイナ
2009 展示会レポート
今年で5年目を数えるペーパーワールドチャイナが上海国際展示場で11月11日から13日の3日間、開催された。初日オープンの朝、私達プレスは専用バスで展示会場へと向かった。会場に着くと、そこには黒山の人だかりだった。
ちょうど同じ時期に電子機器の展示会も開催されているということもあり、一挙に大勢の人達が詰めかけていたようだ。日本の都会でも人だかりを見るのは珍しくないが、ここ中国のそれはまたちょっと違った印象。
もともとその人だかりの規模がとても大きいのに加え、そこにいる人達は、まるで怒っているかのようにしゃべりあっている。ちょっと話しはそれるが、中国で車に乗っていると、びっくりするくらいあちこちでクラクションが鳴り響いてる。私なんかは、日本では年に数回くらいしか鳴らさないものだからこれには驚いてしまった。
そんなに盛大に鳴らしている運転手さんの顔を覗きみているとなんと全然怒っていない。むしろ平然としている。一方の鳴らされた方はと言うと、こちらも落ち着き払った顔をしている。
通訳のジャンさんによると、先ほどの中国の方の話し方も全然怒っておらず、ただただ普通に話しているだけだという。日本から来たばかりだと、中国ならではのこの活気にややたじろいでしまう。
さてさて、展示会場のメインエントランスを抜けるところで、その人だかりの原因がわかった。すべての出展社そして来場者が、金属探知機そして荷物検査を受けていた。
まるで空港のようだ。確か、こうしたものは昨年はなかった。やはり、このご時世だからなのだろう。ようやくのことで、そこをくぐり抜けいよいよ展示会場へと向かう。
16ヶ国516社の出展社が三つのホールにブースを構えている。主催者の方によると、前回とほぼ同じくらいの規模ということだった。
今回もペーパーワールドチャイナの中で私が注目したステーショナリーをレポートしていきたいと思う。
■ 上海で存在感をさらに増す日本メーカー
今回の展示会で、私が感じた一つの変化があった。それは日本の文具メーカーが昨年よりもすこしばかり増えていること。これまでは、どちらかというとペンの要素技術メーカー、例えば、ペン先の専門メーカーなどが多かった。
しかし、今回はそれらの会社に加え、日本の完成品メーカーの出展も増えていた。詳しくは、後ほどご紹介するが、コクヨS&T、 トンボ鉛筆、パイロット、ゼブラ、三菱鉛筆といった顔ぶれ。
今回このような日本メーカーが出展することになったのには一つの理由があったようだ。それは中国の大手文具卸の「漢瑪(かんま)社」が、ペーパーワールドチャイナの会場の一角を借り上げ取引のある国内外の文具メーカーにブースを提供するというスタイルをとっていた。
たくさんの中国のメーカーにまじって先程の日本企業もそこに出展していた。その一区画は仕切りで囲われていてペーパーワールドチャイナの中の一つのコーナーというよりは一つのプライベートフェア的な感じになっていた。
ここで卸の「漢瑪」は、自らの伝票を持った営業マンを全ブースに配置し、来場するバイヤーやから注文を取っていた。日本のメーカーに聞いたところでは中国での文具流通は日本の様には、まだ確立されておらず、やや混乱しているという。従って、大手卸の販売力に頼るのは得策なのだという。
考えてみれば、こうして卸が会場を区切り、そこに文具メーカーが出展し、伝票をとるというスタイル、これは日本の文具業界ではこれまでずっと行われてきた伝統的な手法だ。どうやら、日本スタイルを中国が取り入れた形になっているようだ。
さてさて、その「漢瑪」エリアに出展していた日本の文具メーカーからご紹介してみよう。
■ 新製品を発表していたトンボ鉛筆
今回、初出展のトンボ鉛筆。トンボブースには、日本本社から海外事業部の劉(りゅう)さんという方がいらしたので、通訳を介すことなく、いろいろなお話を伺うことが出来た。
日本でトンボと言えば、鉛筆や消しゴムあたりが真っ先に浮かぶ。一方、中国では全く違って修正テープメーカーというイメージがすでに作りあげられているという。というのも中国市場では、初めて修正テープを販売したのはトンボ鉛筆だったそうだ。
ちなみに、修正テープは中国語で「修正帯」という。
なるほど、という中国語である。ではなぜ中国では、鉛筆よりも修正テープをメインに販売していったのか。それは中国では、中学、高校、大学といった学生そしてビジネスパーソナルに至るまでほとんどがボールペンを使っているという背景がある。
そのためボールペンを消す、修正テープ市場を中心に展開していったのだろう。実際、今回のトンボブースでも、色々な修正テープが展示されていた。その中で日本でもまだ発売されていない新しいものが発表されていた。
商品名は、「PGX」。これまでの修正テープよりも細長いボディをいしている。菱形を横長にしたようなイメージ。これが意外としっくりと握れる。テープの面を紙にフィットさせやすい印象があった。
最大の特徴は、より上質なテープを使いテープそのものを頑丈にしたこと。先程も触れたように中国ではボールペンがよく使われている。中でも、ゲルインクボールペンがその主流。さらには0.3mm、0.4mmあたりの細字系を好んで使ってるという。日本のようにひらがながなく、すべて漢字で書かなければならないので、より細字であるのも頷ける話だ。
その細字のゲルインクボールペンで修正テープの上に書くとたまにテープが削れてしまうことがある。さらには、その削りカスがボールペンのペン先に巻き込んで最悪は書けなくなるということもあったりするそうだ。今回の「PG X」では、そうしたことを考慮した上質で頑丈なテープになっている。
といってもテープを厚くしているわけではない。実際に紙の上に聞いてみたが、これまでと何ら変わらない。それでいて頑丈になっているのだ。日本でも来年から販売が開始される予定もあるという。
また、消しゴムでも、見たことないものがあった。グリーンのスリーブをまとった「ダストフリー」というもの。
これは日本では展開しておらず、中国やアジア限定のもの。
もちろん、MONO消しゴムも中国で販売されているが、価格が5元と市場価格の中でとびきり高くなかなか多くの人の手には渡らない。MONOはトンボの中心的なブランドなので、安くするのではなく、別のものをということで、この「ダストフリー」の展開になったという。ちなみにこちらは2元。
■ 中国仕様を作り積極的なコクヨS&T
トンボ鉛筆のすぐ隣にはコクヨS&T があった。コクヨ S&T社の海外事業部門が、直接出展する形をとっていた。こちらでも日本語を流暢に操る現地スタッフの方がいた。ブースの看板には、「日本国誉索創株式会社」とある。
国の誉というコクヨ本来の名前の次に、「索」と「創」という言葉が続いている「索」は研究、「創」創造という意味。「S&T」は、「ソリューション&テクノロジー」という意味なので、まさに適切な漢字が使われているということになる。
さて、ブースの全面には誇らしげにキャンパスノートが展示されていた。
しかし、私たちが日本で見るのとはちょっと違う顔をしている。「キャンパス」というロゴマークこそ同じであるが。どことなく日本のものとは違う印象。
これは中国向けに作られたものだという。バリエーションは、綴じタイプとリングタイプの2種類。サイズはA5とB5サイズ。
中国ではリングのA5サイズの人気があるという。表紙を開いて中の紙面を見てみると、お馴染みの罫線になっている。
罫線の幅は7mm のみ。やはり漢字を書くことを想定して多少ゆったりめのこの罫線が選ばれたのだろう。紙一枚をつまみ、その感触を目をつぶって確認してみた。
日本のキャンパスノートとほぼ同じ印象。しかし、担当の方によると、中国仕様に多少変えて作ってあるのだという。生産はコクヨの滋賀工場によるもの。
このほかドットライナーやファイルもあったが、コクヨ S&T社では、先程のキャンパスノートを中国では重点的に展開していく計画。
ちなみに中国では、ファイルはパイプ式よりもレバーアーチファイルの方が主流。
ということでコクヨ S&Tでは中国用にレバーアーチファイルもラインナップされている。表紙がブラックになっていて、これはこれでなかなか格好良いものだった。
■ 中国でも人気のフリクションボール
2004年から中国での販売を開始したというパイロット。パイロット商品の中で、中国で今、最も人気があるのは、フリクションボールだという。
価格は15~20元と、中国の一般的なペンからすると相当に高い。しかし、このペンは中国市場でしっかりと受け入れられているという。
取材に応じていただいた現地スタッフの方によると、中国の人、とりわけ若い人達は伝統よりも新しい機能に興味があるという。そもそも学生であっても、15元くらいのペンを買う能力は持っている。15元払っただけの価値、つまり機能がちゃんと備わってさえいれば問題はないのだそうだ。
フリクションボールのヒットの背景には先程来触れているが、中国人のボールペン使用率の高さがある。学生やビジネスパーソンを中心にボールペンで書いているので、消す時に修正テープ等使わずに済むこのフリクションボールは彼らにとって便利な存在となったのだろう。
またハイテック C も根強い人気がある。0.3mmや0.4mmのやや細字が人気。
小学校では基本、鉛筆を推奨しているとのことだが、5年生6年生と高学年になるにつれ、徐々にゲルインクボールペンを持つようになっていく。
中国の子供にとってゲルインクボールペンを持つというのは、大人になる一つのきっかけのようなものだという。
ちなみにパイロットではゲルインクボールペンと油性ボールペンの売上の比率は3対1で、圧倒的にゲルインクの方が主流になっているという。
■ 20年以上も前から中国で販売しているゼブラ
ゼブラも今回初出展。現地法人を今年1月に設立し、本格的に中国市場への取り組みをはじめている。実はゼブラはそれ以前から代理店を介して20年以上も前から中国での販売を行ってきた。
その一つが、「B100」と呼ばれる0.5mm の水性ボールペン。(ちなみに、日本においても販売されている。)
これが中国での水性ボールペンの代名詞的存在として、売れているという。
その訳は当初、中国政府から公式文書に使うペンとしてこの「B100」が認められたという経緯がある。中国では今なお公式文書には油性ボールペンではなく水性ボールペンを使うという暗黙のルールがある。
日本ではどちらかというと、油性ボールペンの方が公式っぽい印象があるので、不思議な感じがする。ゼブラの方によると、中国ではもともと万年筆を使う文化があり、水性のインクにはとても馴染み深い。その流れがあるのではないだろうかと教えてくれた。
さらに言えばこの万年筆文化は、こんなところにも残っている。ゼブラを代表をする「サラサ」というペンがあるが、中国ではノック式は全然人気がなく、売れているのはキャップ式ばかり。
これは日本とは全く逆。このキャップ式を好むのもやはり万年筆文化があるからなのだろう。また、中国で人気のペンとして忘れてはならないものに、マーカーの「マッキー」がある。
これもやはり20年程前から中国で販売し、今なお売れ続けている。余りにも売れすぎてしまい、中国では模倣品が沢山出回るという事態にもなっているそうだ。中国で売れているのは細い軸のタイプ。
特に日系の工場では絶大なる支持を得ているそう。電子部品の基盤等にマーキングする時などに使われているという。
■ ひときわ大きなブースを構えていたカール事務器
カール事務器は、先程の「漢瑪」のエリアではなく、独自に大きなブースを構えていた。展示されているものの多くは、日本で、すでに発表されているものが中心だった。ブースには日本本社の方がいらしたので今回ここで、初めて発表している商品はないですか?とお尋ねしてみた。
すると、中国市場限定に作ったものが一つだけあるという。それは、商品名と言うよりも型番と言ったのがいいかもしれない。その名も「No.630」。
これは業務用で300枚もの紙の束をいっぺんに開けられる2穴パンチ。2穴といっても私たちがよく目にするものとはちょっと違う。見ればその穴の間隔がとても狭い。カタログによればその幅はわずか2cm 。
これは一体何のためのものだろうか。実はこれ、中国でよく使われる領収書の束に穴を開けるもの。
確かに私も上海の街中で買いものをし、領収書をもらうとどこも同じ細長い伝票の束になっている。中国では領収書はどこも同じフォーマットになっているそうだ。この商品はその領収書の束に穴を開ける専用の2穴パンチという訳である。面白いのは穴を開ける位置。
紙の上の位置ではなく、紙の角の部分。そのためパンチの紙を差し込むところは、うまい具合にその角がピッタリとおさまるようになっている。角に二つの穴を開け、そこに綴り紐を通して束ねる。
ではこの「No.630」がない時は、どのようにこの狭い間隔の二つの穴、しかも紙の角に開けていたのだろうか。そこで中国現地のスタッフの方を呼んで、そこのところお聞きしてみた。
彼によると、日本で言うところの千枚通しや電動ドリル等を使って穴を開けていたのだという。やや地味な新製品だが、どこの店や会社でも伝票は使うだろうから、これはひょっとして隠れた中国でのヒット商品となるかもしれない。
■ キラリと光る個性を持つ中国ステーショナリー
日本の企業の取材もおおかた終わったところで、中国企業のエリアに入ってみることにした。この展示会ではインターナショナルとは言え、その中心はやはり中国出展社。
私の個人的な印象だが、中国の出展社は大きなブースを構えているところよりも一小間くらいの小さなブースの方がキラリと光るアイテムを持っているところがあるように思う。これはあくまでも私の勝手な見解ではあるが・・・。
だから一小間のブースがズラリと並んでいる通路も一つとして見逃すわけにはいかない。体中を目にして、両サイドに立ちはだかるブースの商品に注意を傾ける。
そうは言ってもキラリと光るものを見つけるのはそう簡単なことではない。一本の通路を端から端まで、くまなく見ても一つも見つからないことだってある。
■ ユニークな紙製ファイル
そうした通路を何本か回ったところで、一つのファイルに目が止まった。私が以前から欲しいと思っていたマニラフォルダーが展示されていた。
マニラフォルダーとは、日本でいう個別ファイルのこと。日本のものは、その多くが厚めの紙で作られている。それはそれで頑丈で良いのだが、どこか事務っぽさが残る。
一方で、エセルテなどが以前出していたものは、ペラペラと紙が薄いのだが、アメリカの映画等にも出てくることが多く、私にとっては、憧れの存在でもあった。
残念ながら日本ではエセルテがその取り扱いを中止してしまい、途方に暮れていたところだったので、仕事そっちのけでマニラフォルダーに駆け寄ってしまった。
このブースは、中国の温州にあるWENZHOU YATONG STATIONERY&GIFT CO LTDという文具メーカー。2年前に設立されたばかりで、主に紙を使ったファイルを得意としている。別にマニラフォルダーが専門という訳ではなく、あくまでも一つのアイテムに過ぎない。
そのマニラフォルダーをきっかけにしてブースの奥まで入ってみるとさらに面白いものが展示されていた。これは今年の新作だという。
一見したところでは、女性用のやや大きめのハンドバックのようだ。
ユニークなのは中がアコーディオンファイルになっているのだ。
外のカバーは中国風の漢字をあしらったものやレザー風のものまでいろいろと揃っていた。ポケットは全部で19個とたっぷり。広げると、アコーディオンファイルというよりかは本物のアコーディオンのように大きく広がり出す。
日本にはまだ輸出しておらず、主にイタリアやアメリカなどと取引をしているという。ちなみにマニラフォルダーを買わせて欲しいとあまりにも私が必死に頼みこんでいたら、ひとつサンプルとしてプレゼントしてくれることになった。
マニラフォルダを欲しがっていた日本人は彼女の目にどんなふうに映っていたのだろうか。例えて言うなら、海外の方から、私たちに日本人にとってごくごく普通のクリアフォルダーを見て感激して、ぜひ欲しいと懇願されているようなものかもしれない。
■ つけペンとシーリングワックスセット
いい取材ができると不思議なもので、またすぐいいブースと出会うことができる。その同じ通路で今となっては懐かしいつけペンのギフトセットを展示しているブースがあった。
台湾から出展していたTAIWAN KENTAUR CORP.という会社。ボールペンや万年筆を中心にしたメーカーだが、今回は、アンティーク調のつけペンセットをズラリと並べていた。
輸出先は主にヨーロッパだそうだ。木製の軸が1本、それにつける字幅が違うペン先が3~4個セットされている。
木製の軸以外に羽のものもあった。これは本物のガチョウの羽が使われているという。
以前読んだ文具に関する歴史の本によると、その当時から羽ペンにはガチョウのものが使われていたそうだ。
そういう意味で、これは正当派 羽ペンと言えるかも知れない。ペン先はスチール製で、もともとはスチールならではの銀色なものをあえてアンティーク風にやや落ち着いた曇った金色にしているという。
使い方はペン先をボトルインクに浸して書くというもの。インクがなくなれば、再びペン先をインクに浸す。ペン先にとどまっているインクにより便せん1枚くらいは書けるそうだ。
ボトルインク、そしてシーリングワックスもセットされているタイプもあった。ヨーロッパでは、10ユーロくらいで販売されている。日本でも販売して欲しいものだ。
■ アイデアに感心してしまったペン
先程小さなブースにキラリと光る商品が多いと申し上げたが、早速、例外が出てきた。このFLOMOはメイン通路沿いにやや大きなブースを構えていた。専門は筆記具と消しゴム。
たくさんのペンが展示されている中で思わず目をとめてしまったものがあった。中国のメーカーはディスプレイを漢字で表記しているので、私にもその特徴がおおかたわかる。
しかし、このネーミングには驚いてしまった。何せ、「液体鉛筆」とあるのだから。
文具好きならずとも、これは放っておけない。ディスプレイから1本、その「液体鉛筆」とやらを手に取ってみる。
「液体鉛筆」と言ってはいるがこれはどこから見てもボールペンではないか。と、通訳のジャンさんに私はやや不満げに話しかけた。すると後ろから営業マンらしき人がそこにある紙に書いてみてください、と言ってきた。(もちろん中国語で)
その言葉に促され、私はそのペンで紙に書いてみることにした。まるでゲルインクボールペンのような軽い書き味。紙の上に生み出された筆跡は何とグレー色をしている。
このインクの色が鉛筆なのだという。なるほどそういうことか。それではこれは、「液体鉛筆」というよりかは「グレーのボールペン」じゃないかと。私は日本語でポツリとつぶやく。
それを聞きとったのか、中国の担当者は隣に展示してあった自前の消しゴムのパッケージをビリビリと破いて、消してみてください、と差し出してくれた。それを受け取り、消しゴムを軽く擦ってみると、みるみる消えていくではないか。
その消し心地は実に軽い。鉛筆を消すときの比ではない。この消しゴムはこの「液体鉛筆」専用の特殊な鉛筆ですか?と聞くと、普通のものだという。なるほど、普通の消しゴムで消せるならば、「液体鉛筆」という名もあながち嘘ではない。
しかし、わざわざこの「液体鉛筆」を持たなくても普通の鉛筆を持てばいいような気もする。
これもボールペン愛用者の多い中国ならではなのだろう。
次ページに続く >>