2022.10.04(516)

「A4コピー用紙が取り出しやすい箱」

THE

THE STRAGE BOX A4S

THE STRAGE BOX A4S A4ストレージボックス

箱には大きく2種類あると思う。一つは特に用途を限定せずにあれこれと入れておける言わば、よろず用途な箱。もう一つは、完全に用途が決まっているもの。その用途に特に関心がなければ見向きもされない。でもその用途に関心がある人にとっては光り輝いて見えてくる。この箱を見たとき輝いて見えた。そして、私の心にポッと火が灯った。

THE STRAGE BOX A4S A4ストレージボックス

■ A4コピー用紙ひと束がジャストサイズで入る

THE STRAGE BOX A4S A4ストレージボックス

店頭で並んでいる時はペチャンコになっている。それが簡単にそして気持ちよく一瞬で箱に姿を変える。裏側からフタを引き起こして、そのフタをさらに手前に持ってくる。そうするだけで周りの囲いが立ち上がって箱の形を見せていくのだ。最後に手前のところに手を添えるとパタンとマグネットで引き寄せられてとまる。逆の手順にしていくと、再びペチャンコになる。箱は中に何かを入れる時は立体であるべきだが、中に何も入っていない時は空気だけを入れている状態になる。だから、こうしてフラットになるのは地味にありがたい。

THE STRAGE BOX A4S A4ストレージボックス

THE STRAGE BOX A4S A4ストレージボックス

THE STRAGE BOX A4S A4ストレージボックス
左手を添えているところがマグネットでパタンと気持ちよくとまる

THE STRAGE BOX A4S A4ストレージボックス

THE STRAGE BOX A4S A4ストレージボックス
キッチリとした正しい箱の佇まい

■ 私の使い方

コピー用紙 空

使い方といってもコピー用紙を入れるという専用箱なので、私の用途もその流れに乗ったものだ。ただし、そのコピー用紙がちょっと違う。私の場合はブルーのコピー用紙を入れている。以前のコラムでも紹介したが、私はポスタルコのスナップパッドをノートとして使っている。中にはブルーのコピー用紙を綴じ込んでいる。

ポスタルコ スナップパッド Wマージン
ブルーのコピー用紙にはドットとWマージンのオリジナルフォーマットをプリンターで印刷している

一冊のノートに50枚のブルーコピー用紙を使う。だから私はノートを一冊使い切るたびに50枚ずつコピー用紙の束から取り出してプリンターで印刷してスナップパッドに綴じ込んでいる。これまでは買った時のコピー用紙の紙包みの端をビリビリと破って取り出していた。コピー用紙を覆っている紙の包みは弱いものなので、たまに中の紙が折れたりすることもあった。そして、何より取り出しにくさがあった。

今回この箱に入れるにあたっては500枚のコピー用紙に50枚ずつふせんを差し込んでみた。以前はバサっと大体50枚くらいだろうとつかみ出し50枚を数えて余った紙を戻していた。こうして予め束ねておけば、さっと50枚の束を取り出せる。

コピー用紙 空

この箱は中の紙が取り出しやすい。こんなにピッタリとコピー用紙の束が収まっているのに取り出しやすいのだ。一見スキ間のなさそうな手前に指を入れると、手前がパカっと広がる。先ほどの箱がフラットから箱になる仕組みがここでも活かされている。その広がったスキ間に指を差し込むと紙の出し入れは格段にしやすくなる。

THE STRAGE BOX A4S A4ストレージボックス

THE STRAGE BOX A4S A4ストレージボックス

THE STRAGE BOX A4S A4ストレージボックス



この様に私のノートの下ごしらえをする時にピッタリとフィットする箱なのである。A4のコピー用紙をライティングペーパーとして普段使っている方なら、ここから数枚を取り出してサラサラと書くという用途にもきっと便利だと思う。とにかくコピー用紙を取り出すのが気持ちよくできる箱なのである。

THE STRAGE BOX A4S A4ストレージボックス

THE「THE STRAGE BOX A4S」
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