文具で楽しいひととき
ロフト BLEND
STUDIO BOOK 3Fold
スケッチブックタイプの撮影背景紙「STUDIO BOOK(スタジオブック)」。撮影背景紙というと大きなロール紙や大判の紙のものが多かった。「STUDIO BOOK」はA3版のスケッチブックスタイルなので棚などにも収納しやすく、使う時も表紙を開くだけなのでとても簡単。さぁ撮影をしようとした時、準備に手間取らない良さがある。その第3弾となる「STUDIO BOOK 3Fold」も企画をさせていただいた。これまでより多用途に使えるものとなっている。
■ ウッドとストーンの2柄
今回のものは「STUDIO BOOK 3Fold」という。特徴としてはそれぞれも背景紙が写真になっている。柄は木目調の「ウッド」とレンガ調の「ストーン」の2種類。これまでの「STUDIO BOOK」はクールやパステル調の色の紙や、マーブルやキャンバス調の紙を使っていた。写真を使ったのは今回がはじめて。いずれもかなりのリアルさがある。
[ウッドの背景紙 5柄]
白ペンキをざっくりと塗ったタイプ
ウッドデッキにあるようなダークブラウン
ダークウッドに白ペンキを刷毛でラフに塗ったようなタイプ
迫力のある丸太。立体感もある。
ナチュラルなウッド
[ストーンの背景紙 5柄]
ザラッとした質感が伝わってくるホワイトレンガ
これぞレンガという定番のブラウン
落ち着いたテイストのホワイトブロック
ナチュラルブラウンは凹凸感タップリ
ヘラ跡も個性的な塗り壁タイプ
■ 3つ折りタイプで色々な背景紙になる
従来の「STUDIO BOOK」はA3が倍のA2に広がる仕様だった。「STUDIO BOOK 3Fold」はA3が3倍に広がり出す。そもそも「3Fold」とは3つ折りという意味。横から見るとZ折りのようになっている。この構造を駆使することで4通りの撮影法が可能になる。
ペンやメモといったそんな大きくないものを撮影するときは、表紙を広げただけのA3の状態でポンと置けばいい。
もう少し大きなもの、例えばノートを開いたものなどを撮影するときは、もう一つ開いて2倍のA2サイズにする。
高さのあるインクボトルを立てて撮影するときは、広げた奥をスタンドで立てたり、または壁やティッシュの箱などで支えにして立てるといい。
さらに幅広いものを撮りたいときは完全に広げ切ってA3の3倍にすることもできる。
こんな感じでコンパクトにも広々としたスペースにも多用途で使える。
■ 折り目が目立たない
広げた時に今回の「3Fold」では折り目があまり目立たない。というのもウッドもストーンも柄には線があるものが多い。その線を折り目に合うように調整して印刷してある。しかも、マットな紙質を使用しているので光の反射も比較的抑えられる仕様になっている。これにより自然な風合いの写真が撮れる。
*
実際に撮影してみると、肉眼で背景紙を見たときよりもレンガ調、ウッド調ともにずっとリアルに見えてくる。インスタグラムやメルカリで商品を撮影する時に、より個性的な写真に仕上がっていく。
別売りの「ライトボード」も一緒に使うと、光と影の調整もできて、より本格的な撮影ができるようになる。
ロフト BLEND「スタジオブック 3Fold」「ライトボード」
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