2025.03.02

ロメオの革張りノート

CATEGORY / ノート・メモ

伊東屋のオリジナルブランド「ロメオ」。マーブル模様が美しいボールペンが有名だが、このほどノートもお目見えした。「ユーリカンノート」という。

伊東屋 ロメオ ユーリカンノート

手にしてみると、牛革の質感がやってくる。とても薄くすかれている。中芯は入っているので、ハードカバーとソフトカバーのちょうど中間くらい。コシはありつつもしなやかさがある。パラパラとページをめくっていくのがやりやすい。

伊東屋 ロメオ ユーリカンノート

私のは「白雲石(はくうんせき)」という少し明るめのグレー。小口は天金加工でピンクゴールドに近い色合いをしている。おそらく女性向けのカラーなのだと思うが、私はこの色が気に入っている。

伊東屋 ロメオ ユーリカンノート

早速「瞬記」に使い始めている。瞬記とは日記のようなもので、書くときに頭にあることを書くだけの気楽なもの。このノートにはぜひ万年筆で書いてみたかったので、この用途にしてみた。

伊東屋 ロメオ ユーリカンノート

紙面は控えめなカラーのドットフォーマット。計ってみると3.5mmドットだった。2倍にすると7mmとなるので、いつもの罫線感覚で書きやすい。そして全ページにページNo.が印刷されている(全208ページ)。巻頭にはインデックスに使えるページもある。せっかくのページNo.だが、私はページNo.に縛られずに自由に使っていくつもりだ。今後書いていく中で、このページは後で参照するかもという時があれば、その時はインデックスにページを書き出してこうと思う。そんな緩やかな使い方。

伊東屋 ロメオ ユーリカンノート

伊東屋 ロメオ ユーリカンノート

いつもの万年筆で書いてみた。プラチナ万年筆 # 3776センチュリーのF。書いてすぐ感じたのは、書きごたえがあった。なめらかさよりも紙の細かな繊維を細字のペン先が一筆一筆ずつ捉えていく。程よい書きごたえがあった。ゆったり書いていくのにはむしろ相応しい書き味の紙という印象を持った。私の用途である瞬記にはちょうどよいかも。インクのにじみはなく、いつもの細字の文字が書いていける。裏面に抜けることもなかった。

伊東屋 ロメオ ユーリカンノート

瞬記は一冊を書き終わってから、数ヶ月先にパラパラと読むのが楽しい。日常の些細なことを書き残している。書いている時はあまりにありふれた日常で何の面白みもないのだが、数ヶ月経って読み返してみると、そんなことあったのかとすっかり忘れていることばかり。意外と新鮮に読み進められる。このノートはしなやかな革表紙なのでパラパラと読んでいくのも楽しそうだ。

伊東屋 ロメオ ユーリカンノート

ロメオ「ユーリカンノート」
https://www.ito-ya.co.jp/tokushu/2024_ROMEO_ARRIVAL.html

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