文具で楽しいひととき
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「ペンを束ねるペンケース」WERDENWORKS ペンスタンド
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「ザ・ペンシル・パーフェクト 文化の象徴”鉛筆”の知られざる物語」の発表会に行ってきました。鉛筆好き界隈では大変有名なニューヨーク マンハッタンにある鉛筆専門ショップ「cw pencil enterprise」。そのオーナーであるキャロライン・ウィーヴァーさんが書かれた本が、このたび日本語に翻訳されて出版されました。
光栄にも推薦文(ニュースリリース用)を書かせていただき、一足先に読ませていただきました。これほど詳しい鉛筆の本を私は読んだことがありませんでした。
鉛筆でサインをいただき、腕にある鉛筆のタトゥーも見せていただきました。
以下、私の推薦コメントです。
誰もが使ったことがある鉛筆。とても身近な存在でありながら、いかにその鉛筆について多くを知らなかったかを思い知らされた。鉛筆の歴史・製造工程の変遷・各国の鉛筆メーカーについて、まるでその時代に生きて見てきたかのようにリアルにそして体系的にまとめられている。日々鉛筆を愛用している私自身も数々の知識を本書から新たに吸収することができた。そうした鉛筆に関する知識や歴史だけでなく、鉛筆の魅力についても語られている。「鉛筆で文字を綴るのは、確かな自由が約束された、心と直接結びつく行為であり、それはコンピュータには絶対入り込めない領域だ」など、デジタル社会において表現ツールとしての鉛筆の大いなる可能性についても後半で解説。今、改めて見直すべき鉛筆の底力を感じることができる。そして、読み終わるとふつふつと鉛筆を使いたいという気持ちがわき起こってくる。「鉛筆再デビュー」のためのガイド本だ。
「ザ・ペンシル・パーフェクト 文化の象徴”鉛筆”の知られざる物語」