文具で楽しいひととき
CATEGORY / レター
榛原の「蛇腹便箋」をベースにクラフトデザインテクノロジーがリデザインした「蛇腹便箋レターセット」。蛇腹便箋にあわせた封筒も10枚セットされている。罫線は、3mm方眼と5mm方眼に斜め対角線を入れたユニークなタイプ、そしてゆったりと書ける10mm横罫線の3タイプ。罫線の色がクラフトデザインテクノロジーおなじみに淡いグリーンになっている。一筆箋というと和の雰囲気があったが、この色あいのせいだろうか海外のレターセットという雰囲気に仕上がっている。これで少し長めの手紙を書けば、受け取った人はアコーディオンのようにパラパラと広げて読む、書状スタイルになって楽しそうだ。
*クラフトデザインテクノロジー 蛇腹便箋レターセット 各1,000円+Tax
CATEGORY / 何度も読み返したくなる本
これまで日記というものをつけたことがない。唯一少それらしきことをやっているのは、「時計式ToDo管理ふせん」の書き終わったものを1日1ページ手帳「EDiT」に貼って、一言だけその日にあったうれしかったことなどを書くようにしているくらいのものだ。日記などと呼べるものではないが、ちょっと余白があったので試しに書いてみた。もう8冊くらいになって、数年前のものをめくって見てみると、これが結構面白い。数年前のこの日はこんなことがあったのか〜などと懐かしむことができる。スケジュール帳も12年分くらいとってあるが、それは昔のものを見てもいっこうに面白くない。その理由が最近わかった。おなじ昔のことでも、スケジュール帳にあるようないつだれに会ったという「事実」の羅列は見ていてもちっとも面白くないが、その日にどんな気持ちだったかといった「感情」的なことは面白いということなのだろう。
ライフの3年連用日記は、各ページが○月○日ととなっていて、それが3年分書けるようになっている。がんばって一年書き終わると、グルリと巡って前年の自分に会える。その日にどんなことを感じたかをちょっとだけ書くだけでもきっと、一年後の自分は楽しんでくれるに違いない。
このライフの3年連用日記は、こうした上製本にはめずらしく1ページ目からしっかりと開く、よくあるものだと1ページ目の綴じもとは貼り付けられていてうまく開かなかったりする。ライフのこの日記では見返しページを2ページ作ることでそれを解決してくれている。1ページ目からいいスタートが切れる。また、表紙は辞書のようなしっかりしたもので、製本の接着剤には自然由来の「にかわ」を使っている。3年後はもちろん、何年後にも過去の自分に気持ちよく会える日記だ。
*ライフ 3年連用日記
A5 3,000円、2,600円。B6 2,600円、2,300円。(いずれも+Tax)
CATEGORY / ニュース
「私の手帳の使い方 2016年」高橋書店 ティーズラフィーネ
CATEGORY / おすすめショップ
ポスタルコは今から10年くらい前、京橋のそれはそれは古いビルの4階にあった。見るからに年季の入ったエレベーターで4階に上がっていく。乗っている私にわかるくらいにエレベーターは一生懸命に上がってくれた。ガチャンというやや大げさな振動があり4階に着くと、ドアー開くまでに数秒の間がある。それがまるでタイムスリップしたかのようで密かに楽しみにしていた。そのビルの建て替えに伴い、ポスタルコ ショップは数年前に渋谷に移転をした。そして、このたび、もともとのスタートの場だった京橋に新しい商業ビルが建ち、そこにポスタルコが帰ってきた。これは2号店というべきか、それとも1号店というべきか微妙だ。店内はこれまでとはちょっと違い、ナチュラルカラーのウッド什器をふんだんに使い、そしてたくさんの照明があり、明るい雰囲気だ。場所は、八重洲ブックセンターの後ろ側という説明だけできっとたどり着けると思う。(渋谷店の方も引き続きやっています)
*ポスタルコ ショップ 京橋
CATEGORY / ニュース
「長く使ってわかった私の定番 ファイル編」ライツ パートファイルなど
CATEGORY / 手帳
昨年、マークスのEDiTでは「週間ノート」という商品を出した。基本は見開きウィークリーバーチカルだが、下半分ほどがフリーなノートになっているという仕様だった。これが結構人気があったという。今、予定だけでなく自由に書き込めるノートスペースを求めるユーザーが増えているのだろう。そして、2017年3月はじまりとして「月間ノート手帳」というタイプが出ることになった。こちらもノートがタップリだ。そもそもノートページが224ページ中168ページもある。ノートフォーマットは5mmドット方眼。ドットは薄いブルーで、これは「EDiT アイデア用ノート」で使われたものがベースになっている。文字だけでなく図も自由に書けるフォーマットだ。
そして、マンスリーページとしては2種類が用意されている。まず一つ目はいわゆるカレンダースタイル。でも、ちょっと違う。横ラインはあるが、縦のラインが全然ないのだ。一瞬、これはなんだ?と思ってしまう。しかし、このカレンダーページもベースは5mmドット方眼なので、それを目でたどると縦線が見えてくる(気がする)。そもそも、私たちの予定は3日〜5日という具合に横に流れていくことが多い。なので、この横ラインのみの方が視線移動がしやすいとも言える。
もうひとつのタイプはマンスリーとは言え、基本は先ほどのノートフォーマットのよう。目をこらすと違うところがわかる。それは見開き紙面横に三等分するラインが2本入っているのだ。マークスおすすめの使い方としては、一番上の行に1ヶ月の日付をズラッと横に書き込む。そして、ガントチャートみたいに使っていくのだ。日付を縦に入れて使うこともできる。その都度日付を入れる必要はあるが、その分自由度はある。
*マークス EDiT 月間ノート手帳(A5変形)2017年2月1日発売
ペーパーバック 1,500円+Tax
スープル 2,200円+Tax
ストレージドットイット 2,000円+Tax