文具で楽しいひととき
CATEGORY / ノート・メモ
リーガルパッドでよく見かける「マージン罫」。紙面の左側にピーッと縦に赤い線がはいったものだ。「マージン」を辞書で調べてみると余白・欄外という意味。紙面に余白を設けて見出しやキーワードなどを書いていくというもののようだ。ライフから発売された「マージンノート」。これがユニークなのは、通常の横罫線だけでなく、方眼と無地もある。そもそもの意味である「余白」ということからすると、無地のマージン罫はまさに余白になっていて、とてもしっくりとくる。
*ライフ マージンノート 5mm方眼、無地、6mm横罫 B5 各1,100円+Tax、A5 各800円+Tax
CATEGORY / MEMO
「付せんジョッター!」アシュフォード+pen-info スピードジョッター
CATEGORY / 書斎を彩る小道具
万年筆のインクボトルを4年かけて使い切った。別の見方をすると、この中に入っていた液体のインクが万年筆を通じて文字に姿を変えていったとも言える。実際、それらの文字は何冊かの本になったものもある。インクが形をかえて違うものになっていく。文具は何かを作り出せる可能性に満ちあふれている。そうした点に私は文具の魅力を感じる。
CATEGORY / 何度も読み返したくなる本
鉛筆はどうして書けるのか? 消しゴムはなんで消せるのか? 鉛筆は消せるのに、色鉛筆はなぜ消せないのか? 日頃あたり前のように私たちが使っている文具の中でも「書く・消す」に光をあてて分かりやすく紹介した絵本です。人は書いたり消したりを繰り返しながら、勉強をしたり、仕事を進めたりしています。文具の基本と言ってもいいでしょう。その書ける仕組み、消せる仕組みを知った上で、鉛筆や消しゴムを使った方が人と文具との距離がぐっど近づいて、いい関係でいられると思います。お子さん向けの絵本ですが、大人の方々にも、なるほど〜そうだったのか。。ときっと楽しんでいただけます。「文房具のやすみじかん」とは、勉強や仕事をしていない時、つまり人に使ってもらっていない時です。絵本の中では人がいない時に文具たちが机の上でこっそりと動きだします。
*「文房具のやすみじかん」福音館書店 おかげさまで重版出来。「王様のブランチ」で紹介されました。(2016年5月14日)
CATEGORY / 何度も読み返したくなる本
短編小説。短い中にも独特な世界が立ち上ってくるものに出会えると、とてもうれしい。この「文鳥文庫」は、短編小説をまとめた本。この体裁が面白い。装丁というよりもパッケージになっていて、あけると中には8編の短編小説がそれぞれ紙のケースに入っている。ちょうどLPレコードジャケットから取り出すみたいにすると、中から短編のコアが出てくる。これがまさにコア(本質)だけ。表紙もなければ、しおりもなく、短編小説の心臓部がそのまま出てくる。製本されずに蛇腹状になっている。サイズとしては文庫本なのだが、この読書体験はこれまでにないものがある。一編の小説を手の平に載せてページをめくりながらというよりも折り返しながら読んでいく。当然に見開きもよく、心地よい読書が味わえる。あまり急がずにいつもよりもゆっくりと文字を追っていきたくなる。
*文鳥文庫 第二弾「刺青」谷崎潤一郎、「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」村上春樹、「メリイクリスマス」オー・ヘンリーなど
CATEGORY / ニュース
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